広告表現における外来語

こんにちは。夜ゼミの田中です。

今回紹介するのはPerfumeの『マカロニ』です。秋一番()が吹いたときに聞いて欲しい曲です。MVもセピアで暖かくてとてもいいです。聞いて。

以下の論文を要約しました。

清水啓一郎(2007)「みんなシルクロードにいるみたい-広告表現と外来語」『月間言語』6月号pp.46-51

要点

広告表現の外来語はその①「アイコン効果」②「トーチ効果」③「アゴラ効果」④「ハイド・アンド・シーク効果」によって使われている。

少し詳しく

①アイコン効果

西欧風のアルファベットは極めて単純な線による構成をしていて、デザインに馴染みやすい。漢字のような文字自体の意味を感じさせないアルファベットの記号性が具体的な意図を受け手に汲み取られず、創造させる。

②トーチ効果

平易な英語で書かれたスローガン(HITACHI Inspire the Nextなど)は企業やブランドの宣言である。可能性のある未来という日本語では表現できない余地を表現しようとして外来語が選ばれる。

③アゴラ効果

企業の出す社会的な提案が深刻さを帯びているときに、外国語をカタカナで表現する。カタカナの軽さが深刻さを和らげる。

④ハイド・アンド・シーク効果

外来語の装いはしているが、外来語でもなさそうな表現。PASMOやSuicaなど。

感想

筆者の考えていることをただ書いたようで、主張を裏付ける文章が弱いと感じた

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です